ジャーニーズ・トランクツアーまで1か月!
時の流れは早いもので、2023年が始まったかと思えば、年末に発表された「ジャーニーズ・トランク」を引っ提げたツアーの初日まで1カ月を切りました。
ということで今回は2022年12月21日に発売された、南條愛乃の10周年記念フルアルバム、「ジャーニーズ・トランク」について、書いていきたいと思います。
[http://:title]
そもそも「ジャーニーズ・トランク」という名前についてですが、
10周年ということで、いろいろな媒体で「ゴールにたどり着けましたか?」みたいな質問が来ると思っていて、それについて考えたときに、ゴールなんて見えていなくて、でもそれでいいとも思っていて、まだまだ旅の途中でみんなとこれまで作ってきた思い出や、楽曲たちが、このトランクケースに詰まっているという感じ。
まだまだ、これからも歩いていきたいし、もっとトランクケースがいっぱいになるような旅にしたい
というニュアンスのことを話していました。
そんなこれまでの思い出や懐かしさと、これからのワクワク感が共存した、素晴らしい作品になっているかと思います。
そんな今回の「ジャーニーズ・トランク」ですが、今まで出してきたアルバムの中で1番好きなアルバムかもしれません。
というのも元々歌唱力や作詞のセンスなどは飛び抜けたものがありましたが、経験を重ねるにつれて、表現力が高くなってきていると感じています。
また、「ジャーニーズ・トランク」では今までの南條愛乃ソロの中ではあまりなかった曲調や世界観のものが多く、より様々な南條愛乃が見られるような気がしています。
おそらく南條さんは思いを感じ取る力がすごく高い方だと思います。
その力に表現力が加わったことで、誰が歌詞を書いても心にスンっと入ってくるというか、溶け込んでくる歌が歌えると思っています。
あと、今回のアルバムはコーラスがたまらねぇです。
3曲目『潮騒と雨音』、8曲目『IRO』、12曲目『ハートリップ』。
この3曲、僕も大好きな曲ですが、コーラスが素敵すぎてその曲の世界観に引き込まれてしまいます。
特に『潮騒と雨音』、『IRO』に関しては今まで南條ソロにはなかった雰囲気の曲になっており、10年経ったけど、これからもいろんなことに挑戦していくよというメッセージにも聴こえ、ますます今後の活動を応援したくなってしまいます。
そして、懐かしさという点では、1曲目の『blue -青の記憶-』は完全にやられました。
デビューミニアルバムの1曲目に収録されている「blue」という曲。
深い海の中で、自我を持ち、外の世界に飛び出したいという静かだけど熱い曲。
さらに、カタルモアに収録されている曲たち。
この『blue -青の記憶-』に関しては、言葉は無粋かもしれません。
デビューミニアルバム「カタルモア」を聴いたうえで、この曲を聴いて欲しいなと思います。
[http://:title]
そして、懐かしさという点で欠かせないのが、特典のキャラクターソングのセルフカバー。
これまで南條さんが演じてきたキャラクターのキャラソンを一部セルフカバーしたものが入っております。
こちらは特典なので、各種サブスクには入っておりません。
戦記絶唱シンフォギアの月読調や、ラブライブの絢瀬絵里など、南條さんが演じてきたキャラクターたちの歌を今の南條さんが歌っています。
調とかめっちゃカッコよくなってるし、絵里はもっと大人っぽくなっている。。
さらに!探偵オペラ ミルキィホームズの明智小衣のキャラソン、「ココロノエデン」という曲があるのですが、
こちら、アニメ内でfripSideをオマージュしたものになっており、曲もめちゃくちゃfripSideっぽいし、後ろでシンセサイザーを弾く九木沼さんというフレーズが台本に書かれていたとか、PVの衣装を着て小衣ちゃんが歌っていたというくらいこだわったオマージュだったのですが、
この「ココロノエデン」を逆オマージュという形で、編曲をsatさん(fripSideプロデューサー)がしているという…!
いつも特典は豪華ですが、今回も驚かされてばかりでした。
おそらく、ツアーでは会場ごとの日替わり曲として、キャラソンセルフカバーをやるのではと読んでおりますので、ぜひ、お買い求めください。(←誰)
[http://:title]