アルバム紹介『東京1/3650』南條愛乃
今回から定期的に南條さん関係のモノについてご紹介していきます!
南條さん紹介シリーズ、記念すべき第1回目は
南條愛乃1stフルアルバム『東京1/3650』
です!
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1stミニアルバム『カタルモア』と迷いましたが、
最初は僕の1番好きなアルバム、『東京1/3650』についてご紹介させていただきます!
アルバム全体として
このアルバム、タイトルからご想像がつく方もいらっしゃるかと思いますが、
南條さんが上京してきて10年のタイミングで出されたアルバムです。
上京してから感じてきたことや身の回りで起きたことを思い返したアルバムとなっております。
また、アルバムの中にアニメグリザイアシリーズの曲が3曲入っていますが、それ以外は全て南條さんが作詞されており、まさに南條さんご自身の10年振り返りアルバムとなっております。
このアルバムから、今では大人気声優として活躍されている南條さんですが、活躍されるまでに地道な努力や辛い経験をされてきたことが伺えます。
まさに苦労人であり、努力家の南條さんの人柄と、南條さんの綺麗な歌声のどちらも堪能出来るアルバムです。
アルバムの作品性
このアルバム、上京して10年経ったとある日の夜という設定になっており、アルバムを通して聴くことで1つの物語として楽しむことが出来ます。
とある日の夜に眠りにつき、夢の中で10年間が時系列に沿って進んでいきます。
そして翌日の朝を迎え、このアルバムは終わりますが、南條愛乃の物語は続いていくというものになります。
夢を追いかけて上京してきたのに、変わらない日々にモヤモヤしながら、地元のご両親からの優しい言葉にすら素直に受け取れずに、過ぎる時に流されていた
『夜、静かな夢』
そんな1日の夜、これから眠りにつき、10年間の夢を見るところからこの物語(アルバム)はスタートします。
上京して間もないころの南條さんの強い想いが感じられる
『believe in myself』
南條さんが友達とどんな関係性なのか、どう思っているのかが感じられる、
『Precious time』や『Dear×Dear』
レコーディングの時にどんな想いで歌っているかを歌詞にした
『Recording.』
実家で起こった大切な別れを歌った
『7月25日』
『belive in myself』よりも現実が見えてきて、躓いたり諦めたりしそうになることもあるけど、そんな中で仕事への向き合い方を再確認していく
『だいすき』
そして、このアルバムで唯一南條さんのことではなく、ファンへの想いを書いた
『だから、ありがとう』
という10年間で経験した、感じたことを一晩の夢で見たという形で振り返ります。
そして翌日の朝、辛いことも多くあるけど頑張っていこうと、また新しい1日の始まりを告げる
『+1day』
と続き、このアルバムは終わります。
ただの10年間の振り返りではなく、辛いことも多くあった10年を”夢”という形で振り返り、翌朝にはそれらを思い返しながら前向きに1日を始めていくという、このストーリーがとても僕は好きです。
南條さんの辛いことも全て自分の力に変えていくエネルギーというか思考というか、やはり尊敬です。
特典映像
初回限定版についてくる特典映像は2つあります。
「南條愛乃Birthday Eve acoustic live event」ではまだライブ慣れしていない初々しい南條さんや、ソロの楽曲も少ないためカバー曲なんかも多く歌っているため、今となってはもう見られない南條さんがたくさん見ることが出来ます。
ライブの南條さんって歌っているときとMCの時とのギャップがたまらないのですが、ぜひ堪能してほしいと思います。
あと、衣装がめっちゃ可愛い・・・!
「南條一間」こちらは大人気シリーズですが、今のものとは違う南條一間が見られます。
いわゆる映像付きラジオみたいなもので、ゆる~い南條さんが見られます。
そしてこれの凄いところは全放送回収録ということで、えげつないボリュームとなっております。
初回限定版DVD⇩
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初回限定版Blu-ray⇩
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最後に
本当は1曲1曲解説したかったんですが、文字数とか大変なことになってしまうので、アルバム紹介とは別に曲紹介をしていこうと思います。
このアルバムの1番の魅力はやはり南條さんご自身が作詞されているということ。
アルバムたくさん出されていますが、作詞曲がここまで多いアルバムは他にありません。
南條さんの書く詩というのは暖かく優しく、前向きになれる詩が多いのが特徴です。
また、南條さんが作詞の際に心がけているのは
「なるべく難しい言葉を使わずに、日常で使うような言葉を意識している」とのことで、だからこそ共感性の高い歌詞が多くあるのだと思います。
個人的には特典映像も素晴らしいので、ぜひ買っていただきたいのですが、
まずは曲を聞いてから考えたいという方もいらっしゃると思います。
そんな方にはこちら⇩
南條さんの優しい声と暖かい歌詞に注目して聴いてみてください!