とびうお、衝撃の2曲に出会う。
前回のブログでは、飯田里穂(りっぴー)のアルバムに歌詞提供をしていたことで、作詞家南條愛乃の存在を知ります。
前回はこちら↓
flyingfish-ff14.hatenablog.com
今回はここからどんどん興味を持って沼にハマっていく過程を書いていきます。
とびうお、南條愛乃について調べる。
りっぴーへの歌詞提供から作詞家南條愛乃について興味を持ちます。
まずは作詞している曲を片っ端から探していきます。
ちなみにこの時はまだ
南條さん<りっぴー
という関係。
作詞曲を探している中で、興味の段階から尊敬に変わった2曲をご紹介します。
まず1曲目
『Simple feelings』
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この曲はこちらの『ゼロイチキセキ』というシングルのカップリング曲になっております。
この曲は何かに頑張っている、頑張っていた人に聞いてほしい曲で、部活感あふれる爽やかな曲です。
僕自身、野球をずっとやっていてとても共感する部分が多くありました。
みんなといるあの時間が ただただ無性に大好きで
過ぎ去る時の早さを忘れた
笑いあった 喧嘩もした その全てが本気だった
こんな気持ち他にないよ 宝物だよ
これはサビの歌詞なのですが、なんとなく思い当たる方も多くいるのではないでしょうか。
歌詞も過去を思い返すような書き方になっていて、聞いていて過去を思い出しやすく、ふと熱いものがこみあげてくる、そんな歌になっています。
ただ!
この曲はそれだけではありません。
この曲が発売されたのは2016年5月。
ラブライブのFINALライブが行われたのは2016年の4月1日。
お察しの方もいるかと思いますが、南條さんが演じた絢瀬絵里から見た高校生活のことなんですね。
最初は廃校を阻止するために奮闘していた絵里。
しかし、上手くいかずにむしゃくしゃしているところに、スクールアイドルで廃校を阻止したいという穂乃果が現れます。
幼少期にダンスを習っていた絵里からすると穂乃果たちのやっていることはまるでお遊び。
穂乃果たちを認められない一方で、楽しそうに歌って踊る穂乃果たちを羨ましく思っていました。
そしてしばらくすると、穂乃果から一緒にアイドルをやってほしいと一言。
共にラブライブ(スクールアイドルの全国大会)を目指すのでした。
いや、長(笑)
そんな素直になれないけど、責任感が強い絵里。絶対に廃校を阻止したい。けど上手くいかない。
アイドルに誘ってくれて全てが変わった絵里。そんな思いが歌詞にちりばめられています。
”諦めない”
そんな綺麗なことじゃなくて もっと単純だった
弱音を吐くより先に 出来ることを探していた
君の瞳 いつも眩しかった
過去に戻り 教えたいよ
全力の笑顔はもうすぐだよって
など、ラブライブを知っている方がこの曲を聞くと号泣必至です。
僕はこの歌を聞いて、なんて才能をしているんだ・・・と思ったのは今でも覚えています。
興味から尊敬に変わった曲、2曲目は
『7月25日』
という曲です。
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『7月25日』という曲は『東京1/3650』というアルバムの5曲目に収録されています。
前回のブログでりっぴーの作詞曲『7月29日』という歌を紹介しました。
りっぴーの歌はソロデビューの日をタイトルにして、感謝と決意の歌のようになっています。
一方、同じく日付をタイトルにした南條さんの『7月25日』。
始めて歌を聞いて、歌詞を見て、「門出」「祝福」などのワードが多くあり、
「誰かの結婚とかなのか?」と思っていましたが、どこか手放しで喜んでいるような歌ではありませんでした。
7月だから卒業とかではないだろうしなぁと思いながら、イマイチピンと来ていませんでした。
モヤモヤを晴らしたくて、調べまくると南條さんご自身がこの曲について話しているものを見つけました。
すると、どうやら愛犬が火葬された日の歌だそうです。
愛犬が亡くなったというとても悲しい出来事を、寂しいとかではなくありがとうという感謝へ変えられること、
この世からの”門出”とし、それを”祝福”するというセンスに脱帽です。
歌詞の冒頭
ずっと続いてた 昨日の雨が上がり
光が降りそそいだ とても優しい日
どうやら亡くなった日は大雨だったみたいなのですが、
火葬する当日は快晴とまではいかないものの、前日の雨が嘘みたいに綺麗な空だったみたいです。
それを優しい日とする感性。たまらんです。
また
白くのびる道が 空に溶け込むまで
涙は見せないよ
だって 笑顔でおくりたいよ
白くのびる道というのはおそらく火葬の煙でしょう。
ちなみに火葬の日は実家に帰れなかったそうです。
愛犬の”門出”を、遠く離れた東京の空を眺めながら笑顔で”祝福”した。
確かに明るい話では全くないんですが、
エモすぎませんか!?
このエモいという言葉を使うか迷いました。
だって、喜ばしい話ではないのだから。
ただ、南條さんが「悲しい出来事を悲しいまま終わらせたくない」という風に仰っていた(はず)なので、あえてエモいという表現をさせていただきました。
『Simple feelings』で南條さんの作詞のセンスと、自分が演じたキャラへの思いというのを感じ、
『7月25日』で南條さんの優しさや感性に惹かれました。
もちろん、他のどの曲も好きなのですが、この2曲がなかったらここまで沼っていなかったかもしれません。
それほど衝撃的な2曲でした。
と、曲紹介みたいになってしまいましたが、ここからはもう引き返せないナンジョル地獄へと入ってしまいます(笑)
どの曲も思い入れが強いので、1曲ずつ紹介とかしても面白いかもしれませんね~
タイピングが止まりませんし(笑)
次回はfripSideとの出会いについて書いていこうかなと思っています~
ではでは